まずはやってみよう!【メンバー紹介 No.3:前編】

下田青年会議所の魅力的なメンバーたちをご紹介!第3弾は2019年(第50期)に理事長を務め、今期は下田青年会議所の拡大部会長をを務める岡部 勇気くんです。

前編では、普段の仕事や青年会議所活動について話を聞きました。地元の魅力を語った後編の記事と併せて、ぜひお楽しみください。

※内容はインタビュー時点(2021.8)のもの

下田青年会議所での活動歴と現在の役割

現在入会8年目です。2019年には理事長を務めさせて頂き、下田青年会議所50周年の記念式典も執り行わせて頂くことができました。

現在、下田青年会議所では拡大部会長を務めています。会員増を担う部隊の責任者となりますが、コロナ禍で入会検討者に直接お会いできず、従来通りの拡大施策が実施しづらいのが大変なところです。しかしこれを良い機会と捉え、新聞やインターネット等で伊豆への移住者の情報をキャッチして、こちらから積極的に声かけをしていくといった新たな取り組みも進めています。

そのほか、青年会議所の「静岡ブロック協議会」の活動にも、出向という形で関わっています。静岡ブロック協議会は公益社団法人の法人格を有する団体なので、活動や財務の透明性も大変重要です。私は監査担当役員として、第三者の立場から会の運営をチェックする役割を担っています。

普段の仕事は?

下田市に拠点を置く株式会社下田電化設備工業を3代目社長として率いています。義祖父が興した会社で、今年で設立58年という長い歴史を持つ会社です。

賀茂地域に本社を置く電気屋の中で特定建設業許可の免許を持つ唯一の会社なので、街の電気屋さんとして地域のご家庭のちょっとした困りごとにも対応しながら、様々な公共事業にも携わらせていただいています。最近では、下田警察署松崎分庁舎の電気工事などを請け負わせて頂きました。

義祖父が立ち上げ義父が守ってきた会社を、外からやってきた私が継ぎました。この会社に新たな風を吹かせることが自分に求められている大切な役割だと考えています。

OFFの過ごし方

犬走島の防波堤に釣りに行ったり、庭のピザ窯を使ってピザ作りをしたりと、家族で一緒に過ごす時間を大切にしています。

ピザ作りに関しては、妻と娘が調理をして、私と息子が窯で焼くという役割分担で作ることが多いです。ピザ窯からの匂いにつられて近所の人が集まってくることもあるので、とても良いコミュニケーションの時間となっていますね。

他には仕事関係や青年会議所関係の人たちとゴルフに行くこともあります。

青年会議所入会のきっかけ

義父が下田青年会議所のOBで、私が下田に来てから数年経過したところで「そろそろ入ったらどうだ?」と勧められたんです。ちょうどその頃、仕事の関係で当時の下田青年会議所の理事長ともご縁を頂いたことも良いきっかけとなりました。

私は長野から下田に移り住んできたので、こちらに知り合いがいませんでした。青年会議所の活動を通じて、地域の同世代の友達が増えたらいいな、という想いが強かったですね。

青年会議所の活動を通じて得たもの

青年会議所の活動を通じて、人生が大きく変わったと感じています。今の自分を作り上げてくれた場所、と言っても過言ではありません。

活動を通じて得たものはたくさんあるのですが、大きなものは「人脈」です。入会時に期待していた通り、地域の同世代の仲間がたくさんできました。

もう1つ得た大きなものは「経験」です。もともと自分は出不精のインドア派なので、青年会議所の活動を通じて半ば強制的に人前に出ていくことで、様々な機会を頂きました。

理事長も経験させて頂いたことで、人前で話すことも苦でなくなりました。また、様々な利害関係者の中での立ち回り方も体得できたように思います。そのおかげか、いま子供の小学校でのPTA会長についても楽しくやらせて頂いています。

青年会議所は40歳までしか所属することができず、私は今年が最後の年となります。卒業後にインドア派な自分に戻ってしまわないか少し不安なところもあるので、今のうちからしっかり準備しておかねばと思っています。

青年会議所活動の苦労

たまに夜中まで会議をやったり、体力的に辛いと思うこともあります。特に右も左もわからない1年目や、委員長や理事などメンバーを率いる立場に初めてなった年は苦しいと感じる場面も多くありました。でも終わってしまえば自己成長も感じることができて、良かったと思えることばかりです。

これは青年会議所が20歳から40歳までしか所属できないという年齢制限や、年度単位で役職/役割が変わっていくという仕組みが、良い方向に働いていると感じます。期限が決まっているからこそ、たまに無茶もするけど爆発力が生まれる。一生涯続くとなったら逆に無理ですけどね(笑)

入会検討者へのメッセージ

「まずはやってみよう」というのが私からお伝えしたいメッセージです。

私自身、最初の頃は「辞めたい」と思うこともありましたが、卒業間近の今は「もっと続けたい」と180°違う印象を抱いています。

大人になってから新たな学びの場に参加するのは勇気のいることだと思いますし、仕事や家庭との両立など不安もつきまとうと思いますが、それを乗り越えることは間違いなく成長につながります。

ぜひ騙されたと思って入ってみてください。