過去資料(2023年度)

2023年度

理事長所信 – ​第54期理事長 渡邉 祐介

53年続く下田青年会議所の理事長を仰せつかるにあたり、活動・運動にご理解ご協力いただいた地域住民の皆様、そして明るい豊かな社会の実現に向けて尽力された先輩諸兄姉の皆様に心より感謝いたします。

9年前、祖父と父が下田青年会議所のOB であることを理由に入会しました。地域の為に奉仕活動をする団体という認識のみで入会した私ですが、様々な価値観を持った多くの同志と出会い、多くの成長の機会をいただきました。その中でも私が得た大切なものは共に活動する仲間です。先輩諸兄姉と過ごした楽しい時間、苦労した時間のすべてが素晴らしい経験として自分を成長させてくれました。そして活動歴が長くなるにつれ、後輩が入会し世代の違う仲間の価値観にも沢山の刺激をいただきました。私はこの組織をより良い形で後輩たちに残したい。なぜなら(一社)下田青年会議所はこの地域に明るい豊かな社会を実現できる団体であると確信しているからです。本年は、メンバー全員が互いにどのような価値観で青年会議所活動・運動に取り組んでいるのかを理解し合い、より高め合う為の成長の機会を提供いたします。
その先にあるものはメンバー同士が明るい豊かな社会の実現に向かって活動・運動し続ける未来であると信じています。

(一社)下田青年会議所は創立50周年記念式典において「魅力的なひとで溢れる 魅力的な地域」を目指すことを60周年までの中長期ビジョンとして掲げさせていただきました。地域は人が集まってつくるものであり、人と人とのコミュニケーションは中長期ビジョン実現の為になくてはならないものです。地域住民の皆様1 人ひとりが多様性を理解し、尊重し合い、調和した姿こそが魅力的な地域です。賀茂地域は広く、1 市5 町の中でも様々な地区に分かれており、さらに移住者も多く様々な価値観が混在しています。それぞれに目指すものはこの地域の発展とよりよい未来であり、ビジョンを同じくする中で連携が乏しいことが私の考えるこの地域の抱える課題です。加えて昨今の新型コロナウイルス感染症の影響から、様々な場面でコミュニケーションの機会が減少しています。対面で行われることが主であった行事は中止や縮小となり、その中で生まれる繋がりも同様に減少しています。未だ終息の見えない新型コロナウイルス感染症に対して多くの価値観が混在している今、私たちは今まで以上に対面やオンラインを駆使してより多くの地域住民の橋渡しとなる団体になりたいと考えています。様々な自治体の行う観光に対する経済政策の後押しもあり、with コロナは観光地である賀茂地域にとって大きなチャンスでもあります。このチャンスを最大限に活かす為に地域内のコミュニケーションを深め、多様性が調和する魅力的な地域の土台づくりをします。

将来(一社)下田青年会議所を、この地域を担う世代に繋ぐために会員拡大は大きな課題です。多くの価値観が調和することで多くの活動が生まれ、より良い運動を起こし続けることができます。会員が増えることは多くの仲間と出会えるということです。メンバーの皆様、沢山の仲間をつくり、この地域をより良くする活動・運動をしていきましょう。私は「楽しい」ということをとても大切にしています。楽しいところに人が集まり、楽しいことは継続します。9 年間JC 活動・運動をする中で大変なこともありました。心が折れそうなときも多くの仲間に支えられ、楽しみながら乗り越えることができました。互いを知り、互いを思い、個性を調和させ、共に困難なことも楽しんでできる仲間づくり、環境づくりをします。多様性を受け入れ調和させるために、まずは相手を理解することから始めましょう。

地域も団体もひとがつくるものです。人と人との繋がりを強固なものにし多様性が調和する魅力的な地域を共につくりましょう。

第53期 スローガン

組織体制

今期は「理事会」の下に以下3つの委員会を設置して活動を進めて参ります。

  1. 総務委員会
  2. 会員交流委員会
  3. 地域交流促進委員会

予算

2023年度の下田青年会議所では、約3,374千円の予算規模での活動を予定しております。