過去資料(2021年度)

2021年度

理事長所信 – ​第52期理事長 滝沢 健二

本年、一般社団法人下田青年会議所は創立より52年目を迎えることが出来ました。これまで下田青年会議所の活動・運動にご理解ご協力いただいてきた地域の皆様、そして51年間地域のためにたゆまぬ努力をされてきた先輩諸兄姉の皆様に心より感謝申し上げます。

私は、22歳の時に自動車販売業で独立・起業いたしました。しかし、リーマンショックの影響を受け、誰に相談したら良いのかもわからないまま28歳で廃業を決意しました。その後、勤務させていただいた会社の経営理念「一日一日と今日こそは、あなたの人生が新しく生まれ変わるチャンスです。自分に対しては、損と得とあらば損の道をゆくこと。他人に対しては、喜びのタネまきをすること。我も他も物心共に豊かになり生きがいのある世の中にすること」この言葉に感銘を受けて、人を思い、人を信じようと決意しました。

未だかつてない新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは地域経済への大打撃をはじめ、人と人とのコミュニケーションが取りにくい状況をもたらしています。その中で社会はオンラインでの新しいコミュニケーションを活用し、苦境に負けない手段を手に入れました。しかし同時に、対面でのコミュニケーションが減少することで、同じ空間で思いを共有する事の重要性を再認識する機会ともなっています。1市5町と広域からなる賀茂地域の特徴か、市町の垣根を越えた青年世代のコミュニケーションは以前から多くはない様に感じます。地域外には多くの自己成長につながる機会やビジネスにつながる機会があります。だからこそ、賀茂地域がより良くなるために、今まで以上に地域の垣根を越えた交流を行い個人や組織でパートナーシップを結び、より地域を良くする活動・運動が必要です。そこで得た経験や人脈をそれぞれの地域で発揮することにより地域の活性化につながると私は確信しています。ただ、足し算のようにつながるのではなく、掛け算のように倍になっていく爆発的なコミュニケーションが、必要なのではないでしょうか。本年度、一社下田青年会議所は人と人、組織と組織、そして地域と地域をつなぐきっかけづくりと魅力的なひとづくりを行います。それが、地域の活性化につながり、今後どのような困難が立ちはだかったとしても、地域と地域が手を取り合ってその困難に打ち勝てる賀茂地域を目指します。有言実行を守り、人を思い人に尽くす「義理と人情とやせ我慢」の精神でこの地域の架け橋となる活動・運動をしてまいります。

思い返せばもとはひとりが好きだった私が、一社下田青年会議所で多くの地域貢献事業に携わりながら地域の事を真剣に考えられる様になった事と、静岡県内外の出向で数多くの同志に出会うことができ、数多くの成長をさせていただきました。この素晴らしい成長の機会をくださいました、地域の皆様と青年会議所の仲間たちに心より感謝しております。この素晴らしい自己成長の機会を、メンバーをはじめ、多くの青年世代に体験していただき、人と人のつながりの大切さを今まで以上に考えられる、魅力的なひとで溢れる魅力的な地域を目指します。そのために、まずはより信じあえる仲間・より信じられる組織をつくります。仲間を思いやる気持ちのない組織に魅力はありません。メンバーの皆様、共に苦しみ、共に楽しみ、共に成長していきましょう。

2021年度(第52期)一般社団法人下田青年会議所は、これまで以上に地域の懸け橋となり、魅力的なひとで溢れる魅力的な地域を、地域住民の皆様と共に目指してまいります。一致団結し、地域の課題に挑戦し、この地域の明るい豊かな社会の実現を目指すために、たとえ困難な事でも有言実行の覚悟を貫きます。1年間、どうぞよろしくお願いします。

第52期 基本運営方針

1.地域の垣根を越えて信じあえる仲間づくり

地域の垣根を越えたパートナーシップにつながる異業種交流事業を開催し、信じあえる仲間10名以上の入会を目指します。

2.魅力的なひとづくり

仕事・プライベート・地域貢献をバランスよく行い、能動的に行動する魅力的な人財の育成を行います。

3.公開討論会の実施

次代を担う青年世代と共に公開討論会を実施します。

4.東部9JC合同公式訪問例会の開催

新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、様々な手段を用いて東部9JC合同公式訪問例会を開催します。

5.持続可能な組織運営

現状に即した持続可能な組織運営を行います。

第52期 スローガン

組織体制

今期は「理事会」の下に以下3つの委員会を設置して活動を進めて参ります。

  1. 総務委員会
  2. 会員交流委員会
  3. JAYCEE拡大部会

予算

2021年度の下田青年会議所では、2,909千円の収入に対して3,509千円の活動費用を見込んでいます。

主な収入は会費収入となります。

また赤字の主な要因は、賀茂地域において今年予定されている4つの首長選挙における公開討論会の実施費用となります。本年度の赤字分については、過年度積立金を取り崩して事業を推進します。

詳しくは以下の資料をご覧ください。

2021年度予算(PDF資料)